腹式呼吸でお腹を膨らませるのは、横隔膜を下げるため!
更新日:5月14日
心身の健康のためには、
腹式呼吸をできた方がいい
と、よく言われていますね。
息を吸うときに、お腹が膨らみ、
息を吐くときに、お腹が凹んでいく。
それを自然にできない場合には、
「呼吸法をする」という時間をとって、
腹式呼吸の練習 をします。
しぜん堂の整体の中でも、
体操だけではなく、
腹式呼吸のレクチャー、
その場で練習をしたり、
おうちに帰られた後の
日常生活の各々さまざまな場面で、
ご自身で実施してみられることをお薦めもしています。
息を吸うときに、お腹を膨らませて、
息を吐くときに、お腹を凹ませる。
■「お腹を膨らませるのは、横隔膜を下げるため」
「腹式呼吸」「吸うときにお腹を膨らませる」
というと、
「お腹に」空気を吸い入れる
と思ってしまいがちですが、
やはり、空気を受け入れることが出来る臓器は、「肺」なのです。
ですから、なぜ、
深い呼吸をするためには吸うときにお腹を膨らませる必要があるのかといえば、
「横隔膜を下げて、
肺が膨らむことができる場所を
広くするため」
なのです!
腹式呼吸、といっても、
お腹に空気を吸い込むわけではないのです。
空気を吸い込むところは、肺です。
なので、
腹式呼吸で、お腹を膨らませたら、
肺も膨らませて良いのです!
お腹を膨らませて、横隔膜を下げたら、
その分、たくさん肺を膨らませることができる。
たくさん酸素を取り入れることができる!のです!
肩こりなどの筋肉の痛みにも酸素が◎
横隔膜を下げて、酸素たくさん吸い込めると、
血液中の酸素濃度が上がります!
血液中の酸素濃度が低くなってしまっていると、
筋肉が血行不良になって緊張します。
すると、疲労物質が溜まってしまい、痛みが起こります。
腹式呼吸で横隔膜を下げて、肺に酸素をたくさん吸い込むことで、
血液中の酸素濃度を上昇させることは、
筋肉中の疲労物質の排出に役立ち、
肩こり首こり、腰痛や背中の過緊張など、
筋肉の痛みの緩和につながっていきます!
そして吐くときに、お腹を凹ませていくことは、
横隔膜を持ち上げることで、
肺が空気を押し出すことを助けられることになります。
そして、そのようにして吐ききったら、
お腹を凹ませていた力を、抜きます。
すると、腹筋が緩んで、横隔膜がひゅっと下がり、
「吸う」という行為を意識的にすることなく、
スーっと、ポンプのように、
自然に、空気が肺に入ってきますネ!
深く吸い込みたいときには、
その横隔膜を下げた状態でそのまま
さらに肺を膨らますように吸い込んでいけば良いのです。
今まで、
腹式呼吸、というと、
お腹に空気を吸い込むんだ!
と思って、
なんか難しいなぁ
と感じていた方は
ぜひ、
横隔膜を上げ下げするんだ〜
ということを意識して、やってみてくださいませ!
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